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ごあいさつ

会長代表理事会長 小森 洋志

公益社団法人愛知県不動産鑑定士協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

令和5年5月より会長に就任いたしました小森洋志(こもりひろし)でございます。
平素より、公益社団法人愛知県不動産鑑定士協会への格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

公益社団法人愛知県不動産鑑定士協会は昭和54年に日本不動産鑑定協会愛知県部会として発足以来、平成7年に社団法人愛知県不動産鑑定士協会を設立、平成24年に公益社団法人へ移行し、現在に至っております。

ここ数年は、新型コロナウィルス感染症という未曽有の事態が、緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置が適用など国民の生活に大きな影響を与えました。
不動産についてみると、名古屋ビジネス地区のオフィス空室率はコロナ禍前の2020年1月では1%台と、ほとんど空きがない状態であったものが、新型コロナウィルス感染症の影響により5%台まで上昇し、現在も高止まり傾向にあります。しかし、世界的な低金利の影響もあり、コロナ禍においても不動産の取引は投資活動を中心に活発に行われており、税制優遇などの措置もあって住宅需要も堅調に推移をしてまいりました。今後は物価高、燃料費の高騰、建築資材の高騰などの影響が、将来の不動産価格にどのような影響を与えるのかを専門家として注視をしていかなければならないところであります。我々不動産鑑定士はこのような社会情勢の変化に対して、不動産の鑑定評価を通じてその社会的公共的意義を理解し、的確かつ誠実な鑑定評価活動の実践をもって、社会一般の信頼と期待に報いてまいります。

当士協会の公益事業としては、電子メールによる無料相談(随時)、定例無料相談会(名古屋、豊橋で毎月1回開催)、弁護士など他士業と合同で行う「生活お困りごと相談会」(年1回)、次世代育成のため大学生を対象とした不動産鑑定士業の説明会、なごや環境大学における不動産をテーマとした市民講座の開催、土地月間においての地価の現状分析や不動産に関するトピックな情報の提供など県民の皆様等が参画をできる事業を多数行っております。その他、会員自身の資質向上を図るため、不動産の鑑定評価のみならず、その周辺知識に関する研修会を開催し、不断の勉強と研鑽に努めております。

また、近年、個人情報の取扱いについての機密性、重要性が増していく中で、当協会はISMS (情報セキュリテイマネジメントシステム)を認証取得し、専門家として情報資産の取扱いの重要性について会員に周知を図っているところであります。今後も皆様のお役立てできるような事業、情報を積極的に発信していきたいと思います。

私たち会員1人1人が自己研鑽を図り、これまで以上に信頼できる不動産鑑定士として社会的使命を果たしていく所存ですので、引き続き皆様のご理解・ご支援をお願い申し上げます。

令和5年7月
公益社団法人 愛知県不動産鑑定士協会
代表理事会長 小森 洋志
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